不安な感じがするのに何故心地よいのか。しばらく、そのタコの触手のような音楽に絡み付かれていたくなる。むしろヘッドフォンが触手に見えてきた。
ゆらゆら帝国の新しいアルバム「Sweet Spot」を聞いた。もともと、別のCDを買いにタワーレコードに行ったわけだが、試聴機にあったこのアルバムを聞いて完全にノックアウトされた。
全部ザーッと聞いた後は、何かとんでもなく暗い場所で体育座りしている感じ。でも、何故かニヤリとしてしまう。歌詞はほとんど頭に入りません。たぶん「タコ物語」のせいで、頭がタコだらけになるから。この曲の最後に出てくる「ぽわわわゎゎ~ん」という音が、アニメ「ドロロンえん魔君」を思い出させるのは何でだろう。
あとから歌詞を見て全部聞くと、更に不思議な世界に。坂本慎太郎氏のセンスは計り知れない。
個人的にお薦めはアルバムタイトル曲「スイートスポット」。ジャジーな曲で、アルバムの中で急に"穴"に落ちるような曲です。夜中の喫茶店にでも迷い込んだ感じ。ゆらゆら帝国、奥深い。
坂本慎太郎氏の声が良い。まさに絡みつくようなエロい歌声。ずっと聞いていたくなる不思議な呪文を唱えているような。
日本のロックはどうのこうの、と言うより「ゆらゆら帝国」という一つの世界があるような気がする。まさに帝国。
むちゃくちゃカッコイイアルバムである。合掌。
Sweet Spot - ゆらゆら帝国
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曲リスト
- 2005年世界旅行
- ザ・コミュニケーション
- ロボットでした
- 急所
- タコ物語
- はて人間は?
- 貫通前
- スイートスポット
- ソフトに死んでいる
- 宇宙人の引越し
- bounce.com:ゆらゆら帝国インタビュー
